12月13日金曜日、夕方6時より浜松市民の木の前で平和アピール行動をします。政府はアメリカのいう「テロ撲滅」という正義のための報復戦争、アフガンの民衆を殺戮し、世界を暴力の連鎖のなかに陥れた戦争のため、とうとう自衛隊のイージス艦を派兵させることを決定しました。与党内にも反対意見が多い、この派兵は、アメリカとの共同戦争=集団的自衛権の行使にほかなりません。またこのさきイラク攻撃を見据えての動きである事も間違いないでしょう。国内においては戦争を正当化し、戦争が出来るように法律つくりがなされていま=有事法。私たちは殺し、殺される事を求めませんし、それによって平和が作られるとも考えません。わたしたち市民が平和を求める声をあげること、それが今こそ求められていると思います。みなさん!ぜひこのアピール行動に参加してください。当日は歌やチラシなどで私たちの平和をもとめる声を多くの市民の皆さんに伝えていきたいと考えています。

 また、米軍によるイラク攻撃が残念ながら始まった日の夜には駅前で緊急抗議の表現行動を行います。


アメリカ政府はいま、アフガンでの戦争に

つづいてイラク攻撃を準備しています。

日本政府はアメリカ軍を支援するために

イージス艦の派兵を決めました。

また、ひとびとを戦争に動員し協力さ

せるための有事法を制定しようとしてい

ます。

さらに、民族差別をあおるような報道や

風潮が強まっています。

 アメリカ軍を支援して日本はいま参戦

しています。このなかで報道はコントロール

されています。

 戦争で利益をあげるのは一部のものたちです。

おおくの人々が苦しむことになります。

戦争の準備は今すぐやめ、戦争への参加を

やめるべきです。

 イージス艦を派遣し米軍を支援しては

いけません。アジアのひとびとを殺す

手助けは犯罪です。

韓国で女子中学生をひき殺した米兵は

無罪とされました。この事件は、軍隊が守る

ものは市民の生命ではなく、国家体制である

ことをしめしています。韓国では南北統一と

基地撤去の声がたかまっています。

ひとびとの命は戦争反対の活動と平和的な

自治によって守られます。

 浜松市長は11月に防衛庁にいって、

空中給油機の浜松配備に反対しました。

わたしたちはさらに戦争no!の声をあげて

いきたいとおもいます。

No!戦争浜松プラタナスアピール

 

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2002年12月12日、イージス艦の派兵に抗議し45団体393人が連名して、抗議声明を発表。

内閣総理大臣  小泉純一郎 殿
防衛庁長官   石破  茂 殿
自衛艦隊司令官 勝山  拓 殿               2002年12月12日
抗議声明

小泉内閣のイージス艦派遣決定に抗議し、

               すべての自衛隊のインド洋からの撤退を求めます

 2002年12月4日、ブッシュ政権がイラク周辺の海域に4つの空母戦闘群を集結させ、国連のイラクに対する査察が行われている緊迫した情勢の中で、小泉内閣はとうとうイージス艦のインド洋派遣を決定しました。今月中旬にも、長崎県・佐世保、京都府・舞鶴、神奈川県・横須賀のいずれかの港から出港することが予想されます(12月16日横須賀から「きりしま」出港と決定されました)。
 私たちはこの決定に強く抗議します。イージス艦の派遣は、日本の戦後史を画する重大事態です。昨年末から開始された米英海軍への補給活動に続いて、情報収集・情報提供という、より戦闘行為に近い作戦行動に、自衛隊が参加することを認めることは断じてできません。ブッシュ政権の戦争政策に、日本がより深く加担することを宣言し、憲法9条を踏みにじるこの決定を、何としてもくい止めなければなりません。
 自衛隊イージス艦が母港を置く、旧軍港4市の市民は、かつてのアジア太平洋戦争において、日本海軍の出撃拠点であった旧軍港から、再び、戦争参加のために高い攻撃能力をもった軍艦が出動することに対して、大きな危機感を抱きながら、小泉政権にイージス艦派遣決定の撤回を強く求めます。
●イージス艦の派遣は米軍への情報提供=集団的自衛権の行使
 イージス艦の派遣は、これまでの補給艦、駆逐艦(防衛庁は護衛艦と呼ぶが)のインド洋派遣とは決定的に異なります。フェーズド・アレイ・レーダーによって半径400〜500キロメートルにおよぶ上空の飛行物体を捕捉する能力。データ・リンク・システムによって収集した情報を、ただちに他の艦船に転送する能力。1隻あたり1260億円もの税金がつぎ込まれた高度な情報収集能力をもった軍艦を、イラク攻撃を準備しつつある米海軍の艦艇が続々と集結している海域に派遣して、何が行われるか。すでに、バーレーンにある米第五艦隊司令部には海上自衛隊の幹部が派遣されており、その指示によって、米艦隊のための情報提供活動を行うことはあまりにも明らかです。
 ペルシア湾に集結している米英の軍艦がイラク攻撃にシフトすれば、アフガニスタン戦争のためにインド洋に派遣されているフランス、ドイツ、韓国などの艦船の中で、海上自衛隊のイージス艦は最大最高の情報収集力、作戦指揮能力をもつことになります。現在、自衛隊が米軍に補給活動を行っている海域は「米軍の作戦」との理由からその内容がまったく公表されておらず、アフガン戦争への参加も、イラク攻撃への加担も、その線引きは限りなく曖昧となります。日本にいる私たちには検証のしようのない洋上で、自衛隊の戦争参加が拡大していくのです。どうして、そんなことが認められるでしょうか。

● 軍艦の派遣延長は民間企業労働者にも影響
  イージス艦がインド洋に出動する場合、派遣されるのは自衛官に限定されません。すでに、補給艦修理のために民間の造船技術者の派遣が行われています。高度のコンピューターシステムをもつイージス艦が故障すれば、コンピューター技術者などの派遣が、イラク攻撃の只中で強行される可能性が高まります。国会で審議されている有事三法案には、業務従事命令が規定されていますが、法律の制定などおかまいなしに、防衛庁―納入企業という力関係の中で、派遣が強要されていることに、私たちは強い警戒心を抱かずにはいられません。

● 自衛官も不安に思っている
 「もう二度と行きたくありません」、インド洋から佐世保にもどってきた若い自衛官はテレビのインタビューにはっきりと語りました。海上自衛隊幕僚監部の幹部自衛官も今年4月のテレビ番組で、「イラク攻撃が行われた場合、米英艦隊への補給活動を停止することも選択肢の一つだ」と厳しい表情で語っていました。石破防衛庁長官は、こうした自衛隊内部の怒りの声と慎重論には耳を傾けず、イージス艦の派遣を強行しようとしています。
 6ケ月の派遣―3ケ月の休養―6ケ月の派遣という過酷なローテーションが、補給艦の乗組員に強制されています。さる11月25日に横須賀からインド洋への2度目の派遣に向かった補給艦「ときわ」の乗組員の半数は、二度目の派遣を強いられていることが報道されています。
 しかも、派遣準備は基本計画延長の閣議決定をまたずに、一ヶ月も前から始まっていました。今回のイージス艦派遣も、海上自衛隊幕僚監部の自衛官が、4月に在日米海軍司令官に米側から日本に働きかけるように画策したところから始まっています。制服組幹部の独走が再びくりかえされようとしているのです。
 その対極で、自衛官とその家族に、いまほど不安の声がひろがっている時はありません。横須賀や佐世保で開設している自衛官の電話相談にも、自衛官本人や家族からの不安の声が寄せられています。「戦争」への参加を強いられる自衛官が、「拒否」の声をあげることができるためにも、私たちは、派遣反対の声を大きくしなければなりません。

●アジアに平和を
 イージス艦の出動は、中国、韓国、そして国交正常化交渉が再開されたばかりの北朝鮮、さらには東南アジアの国々に、強い警戒心を呼び起こすにちがいありません。日本の巨大な軍事力が、憲法の制約を無視するかのように海外へ海外へと展開していくことは、日本の未来に対する不安を増幅させ、日本の孤立を促進させずにはおかないでしょう。
積極的な平和外交こそが、どんなに遠回りに見えようとも、アジアに平和を確立していくためのもっとも効果的な方法であることを、私たちは確信します。
 私たちは、日本がアメリカのイラク攻撃に加担することに反対します。 
 私たちは、小泉内閣と防衛庁にイージス艦の派遣中止を強く要求します。

呼びかけ団体
非核市民宣言運動ヨコスカ
ヨコスカ平和船団
すべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川
抗議声明 賛同団体
旧軍港4市
横須賀 横須賀市職員労働組合
三浦半島地区教職員組合
NEPAの会
佐世保 市民ネットワークさせぼ 核実験に抗議する佐世保市民の会
舞鶴 舞鶴市職員労働組合 舞鶴地方労働組合協議会
呉 ピースリンク広島・呉・岩国
有事立法はイケン(違憲)!広島県市民連絡会 共同代表  横原 由紀夫
広島瀬戸内新聞
他地域 函館・非核平和条例を実現する会
小樽・非核平和条例を求める会
沖縄講座
日韓民衆連帯全国ネットワーク
立川自衛隊監視テント村
静岡YWCA 
派兵チェック編集委員会
アメリカの戦争と日本の参戦を許さない!実行委員会
戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国FAX通信
テロ特措法・海外派兵は違憲市民訴訟の会
協同センター・労働情報
ぴ〜す・め〜る
神奈川平和憲法を守る会
エコアクションかながわ
日本キリスト教団神奈川教区基地・自衛隊問題小委員会
厚木基地を考える会
平和をつくる大和市民の会
市民平和ネットワーク
ふぇみん婦人民主クラブ
日本消費者連盟反原発部会
基地はいらない!女たちの全国ネット
脱軍備ネットワーク・キャッチピース
Stop!改憲市民ネットワーク
日本消費者連盟
許すな!憲法改悪・北部市民連絡会
北海道平和を作る女性の会
平和の白いリボン行動実行委員会・藤沢
北海道平和を作る女性の会
憲法を活かす市民の会・やまぐち          
反戦ドタバタ会議
日本キリスト教協議会平和・核問題委員会
日本キリスト教会東京中会靖国神社問題特別委員会
カトリック大阪大司教区 シナピス教区センター
相模補給廠監視団         NO!AWACSの会浜松

抗議声明 賛同人(賛同人名略) 計 45団体 393名
12月12日現在


日本国政府首相様                         2002年12月15日
防衛庁長官様                         NO!AWACSの会浜松

            イージス艦の派兵中止を求める要請

 2002年12月16日、政府はイージス艦を横須賀基地からインド洋に派兵し米軍を支援しよ
うとしています。


 わたしたちはここに、この派兵を中止し、派兵中の全艦隊を撤収することをつよく求めます。
 20世紀末、自衛隊は、海外へと派兵し米軍と共同作戦をとることができるイージス艦、揚陸
艦(おおすみ)、AWACS、F2、空中給油機などの導入配備をすすめてきました。そしてこと
あるごとに、海外への派兵をもくろんできました。


 今回のイージス艦の派兵は、「冷房装置の完備」などを口実としていますが、イラクへの戦争
を準備している米軍を支援するものであることは明らかです。それは憲法違反であり、アジアの
人々を殺戮することにつながる派兵です。人々をだまし、参戦・攻撃支援することは、詐欺と殺
人の重大犯罪です。


 12月13日わたしたちは、浜松駅近くにある過去の戦争で生き残った木の下で、イージス艦の
派兵反対を訴えました。この間、さまざまな場で問いかけてきましたが、多くの市民が派兵に反
対の意思を持っています。また自衛官自身の疑問や反戦への想いも深まっています。

 政府は派兵によらない平和的外交をこそすすめてください。インド洋に派兵している艦隊は
すべて撤収すべきです。最低限、自衛隊員には派遣の拒否権の存在を明確に示すべきです。

 来春、政府は米軍の空中給油機をつかって日本の軍用機への給油訓練をおこなう計画を立
てています。またNATOのAWACSのイラク攻撃への支援計画も報道されています。浜松基
地のAWACSの海外派兵計画もたてられていくことになるでしょう。わたしたちはこのような海外
派兵の拡大の動きに反対します。


 アジアの人々を再び殺戮する行為につながる今回の派兵に対し、わたしたちは平和を求める
市民団体として、断固とした抗議の意思をここに示します。即、派兵計画を撤回し、艦隊を撤収
し、米軍によるアジアでの戦争拡大をやめさせる外交をすすめてください。また不平等な日米地
位協定の改訂をすすめるともに、自衛官の人権を尊重し、自衛隊が参戦しアジアはじめ世界の
人々を攻撃することのないような政策をとってください。