1・10静岡県共闘学習会「長射程ミサイル東富士配備反対!」


2026年1月10日、静岡市内で、静岡県労働組合共闘会議による学習会「長射程ミサイル東富士配備反対!」がもたれ、50人が参加した。
学習会では竹内康人さんが、戦争ができる国から戦争をする国へ、東富士演習場の歴史、富士への長射程ミサイル配備の順に問題点を示し、ミサイル配備反対運動の形成を呼びかけた。そして、長射程ミサイルの配備は、戦争放棄を定めた日本国憲法に反する。他国領域ヘの攻撃用であり「専守防衛」にも反する。その配備は富士を戦争の拠点とし、平和共存、平和外交に反する。富士からのミサイル攻撃は富士への反撃をもたらす。主権者として戦争加害も被害も拒否し、政府に憲法を守らせ、戦争を止めよう、と訴えた。
以下は、県共闘ニュース25年12月号から
東富士への長射程ミサイル配備に反対しよう!
現代の戦争の特徴は、宇宙を軍事化し、ミサイル防衛網を作って長射程ミサイルで先制攻撃をすることである。戦時と平時に継ぎ目がない状態となっている。
2015年の戦争法制定、22年末の安保3文書改定により、戦争準備が進んできた。長射程ミサイルの配備はその象徴であり、中国を仮想敵とする。
高市首相は、国会で「台湾有事」を「存立危機事態」とみなし自衛隊が軍事介入する旨を語ったが、それはこの間の日米共同作戦計画などの軍拡の動きに沿ったものだ。
25年8月末、政府は陸自富士駐屯地(小山町)に25年度末までに高速滑空弾(弾道ミサイル)、27年度末までに12式誘導弾能力向上型(巡航ミサイル)を配備すると発表した。ともに射程は1000キロを超えるものである。
だがこのミサイル配備は、東富士を先制攻撃の拠点とするものになる。その配備は、日本国憲法に違反するものであり、「専守防衛」からもはずれる。また日中平和条約の平和共存、平等互恵の理念にも反するものである。
かつてジョージオーウェルが言ったように、戦争の目的は勝利ではなく、その継続にある。階級支配は貧困と無知を作り、戦争は支配階級が被支配階級に対して行うものだ。戦争は社会を飢餓状態におき、階級支配を維持するためのものである。その支配が、排外と愛国を煽動する。
新たな戦争の時代であるが、過去の戦争責任、植民地責任を自覚し、戦争準備を、ミサイル軍拡を、人びとの団結で止めるときだ。